ぺんぎんシナリオ「復讐の館(真実・大まかな流れ)」

こんにちは、ぺんぎんです。
うさぎが私の自作シナリオ「復讐の館」の動画を完走させてくれたので、シナリオについて数回に分けて載せて行こうと思います。
今回は、シナリオの真実と、全体の大まかな流れについて説明します。



<真実>

小学校の時に事故で両親を亡くし、中学校の時にそれが原因で虐められていた田野健次は、四谷大輔が起こした事故によって、下半身不随となってしまう。

それ以来、死ぬ事を考えていた田野は探索の半年前、薬物の過剰摂取で自殺を図ったが失敗、その際に偶然ながらもニャルラトホテプと接触した。


ニャルラトホテプは田野の身体を治して生きる希望を与えると、名前を並び替えて「竹野仁」として動き始めた彼に、中学時代に自分を虐めていた5人に復讐を果たしたいと考えるようにそそのかす。

「月の怪物」の欲求不満を満たすオモチャとして竹野の同級生を誘拐させ、拷問させる事にしたが、復讐がある程度進んだ後、心の奥底に「同級生を殺す方法以外で助かりたい」という感情が僅かにあることを見破ると、彼の記憶を消し去る事で復讐を止めさせられる人間が現れるかを気まぐれで試して見る事にした。

 残りの標的が四谷だけになると、彼は一緒に居た探索者共々誘拐される事になる。

 

探索者が四谷だけを助けると竹野(田野)は発狂して死亡、結果に不満を感じたニャルラトホテプは四谷達を彼の殺害犯に仕向けさせて、間接的だが社会的に復讐させる。

四谷を見殺しにすると探索者達を「愚か者」と見なし、彼らに自責の念を植え付ける。

竹野を過去から解放する事に成功すると満足して、「月の怪物」が持っていた月のルビーを加工したものを、別人に生まれ変わった竹野を経由して、褒美としてくれる。






<大まかな流れ>
・導入
探索者は、自分と何かしら繋がりのある人物「四谷大輔」に相談事があると呼び出される。
喫茶店でその悩みを聞く前にコーヒーを飲むと、急激な眠気によって意識を失ってしまう。
・竹野の家
気が付くと、探索者と四谷は「竹野仁」と名乗る人物の家に居た。
彼は喫茶店で倒れた自分達を自身の家で休ませてくれていた(※本当は意図的に誘拐)。
探索者達は、自分の意志と無関係に竹野の家を探索する事になる。
・連続失踪事件、日記の内容(時系列順)
ニュースを騒がせている「連続失踪事件」についての大まかな説明と竹野の過去。
中学の時にあった虐めによって、辛い現実を背負う事になった「田野健次」という少年。
彼は「神様」に助けられた後、名前を並べ替え「竹野仁」として虐めっ子らに復讐を誓う。
竹野の復讐が、連続失踪事件のもとになっていた事がここで分かる。
・四谷の告白、襲撃された四谷
竹野(田野)を虐めていた人物の1人が四谷であり、彼こそが竹野(田野)の自由を奪ってしまった張本人だった。
そのことを公開している四谷は、許される事のない自分の過去を告げる。 しかしそれが終わると、彼は突然何者か(※ニャルラトホテプ)によって地下室に連れ去られてしまう。
犯人は後で繰り広げられるだろう竹野との戦闘に備えたヒントをくれるが、それは四谷の体力を奪い、彼をいたぶる為の時間稼ぎでもあった。
・地下室、戦闘、エンド分岐
地下室に着くと、「月の怪物」及び竹野(田野)と戦闘に入る。
探索者は「月の怪物」から四谷を護りつつ、竹野を無力化する必要がある。
しかし、竹野をここでうっかり殺してしまうと、最悪の場合、探索者は社会的抹殺を受ける。




今回はこの辺で。 次から、シナリオ導入などに入っていきます!

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