ぺんぎんシナリオ「復讐の館(導入)」


ぺんぎんです。 今回は、シナリオ「復讐の館」の導入を載せます。



<導入>
探索者たちは、知人である「四谷大輔(よつや だいすけ)」に呼び出され、喫茶店『空影』の中に入り、テーブルに着いた。
・四谷に接点さえ有れば、友人でも仕事仲間でも従兄などでも構わない。
・中学時代の友人だった場合、四谷はやんちゃな性格だったが、ある日を境目に急にそうではなくなった事、または中学校の同級生が、最近、相次いで行方不明になっている事を知っていてよい。
・高校以降からの関係である場合、四谷は真面目で勉強熱心な人物であることを知っていてよい。
椅子に腰を下ろすと、四谷も「ふう」と息をついて席に座る。

・四谷に《目星》するなら→目の下が薄ら黒ずんでいることがわかる。(※近頃、四谷は睡眠障害で熟睡できていない)

 

アプローチを終えると、四谷は探索者に語りかける。
「急に呼び出して、済まないね。 実は、最近よく悪夢を、酷い夢を見るんだ。
 夢の中で僕は見た事のない化け物に追われていて、いくら逃げても捕まってしまう。
 そして、『もうすぐで神様の裁きが下る、お前で最後だ』って声が囁くんだよ」


そこまで言った時、皆の前に頼んでいたコーヒーが運ばれる(※ニャルラトホテプが店員に扮し、睡眠薬を混ぜた状態で注文を受けたものを運んでくる)。
・このコーヒーを飲ませないと先に進めない。
 ケーキ等を頼んで飲み物を頼んでいなかった場合は、それを食べさせても構わない。
 また、探索者がコーヒー嫌いだったら、その人の好きな飲み物(紅茶など)にしても構わない。
それを飲むと(食べると)、…急激な眠気に襲われ、抵抗する間もなく視界が暗転した。

 
目を覚ますと、四谷入れた全員、辺り一面が薄暗い場所にいる。
 ・手持ちの物は皆あるが、携帯は圏外となり使えない。(※ニャルラトホテプが電波妨害をしているため)
ここで強制《目星》→薄らと光が漏れており、どこかに繋がるドアに気付く。
クリティカルなら、その人が欲しいものが1つだけ近くに落ちていても良い。
ファンブルなら、周りが暗かったせいで壁にぶつかり、1のダメージ。


探索者たちがドアを開けると、入って来た光が眩しく、目を閉じてしまう。
視力が回復すると、周りは一転して、どこかの部屋…家のリビングの中にいるようだ。
「ああ、目が覚めたかい?」
声をかけられると、さっき開けた筈のドアは無くなっている。(※竹野に隠れた訳ではなく、ニャルラトホテプが探索者たちを一時的に閉じ込めるために作った空間を消したため)
その代わり、四谷と同じ位の年齢の青年が立っており、竹野仁(たけの じん)と名乗る。
「君達、喫茶店で倒れていたみたいだけど… 特に大事にはなっていないなら良かった」
 ・仮に《心理学》するなら→(成功)発言に嘘は無いが、別に何かを考えていそうだ。
              (失敗)探索者達を素直に心配していたようだ。
 (※「探索者」たちであり、その中に四谷は含まれていない。
    彼は今から四谷に復讐をするための計画を進めようとしている。
    ここで心理学に成功すると、腹に一物ある事がばれかける。)

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